海と陸をつなぐ地下水

スイス・ヌーシャテル大学にて、海と地下水、地表水の相互作用を研究しています。

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更新情報

2026-03-20
ホームページをリニューアルしました。
2026-03-12
論文Water Resources Research誌に掲載されました。
Tajima, S., Therrien, R., & Brunner, P. (2026). Climate change alters post-surge recovery of coastal aquifers. Water Resources Research, 62(3), e2025WR042142.
2025-11-29
レビュー論文のプレプリントを公開しました。
Tajima, S., Purtschert, R., Savard, M.–C., Rosier, M., Kotra, K. K., Therrien, R., Coulombe, C., Müller, C., Masse–Dufresne, J., Richard, F., Bertone, L., Barbecot, F., Lucas–Picher, P., Tigona, R., Corcho Albarado, J. A., & Brunner, P. (2025). Groundwater in the Pacific Islands under Climate Change. Preprint at ESS Open Archive.
2025-11-09
論文Water Resources Research誌に掲載されました。
Tajima, S. & Dentz, M. (2025). Tides and heterogeneity drive trapping and chaotic mixing in coastal aquifers. Water Resources Research, 61(11), e2025WR040620.

自己紹介

海洋・地下水・地表水の相互作用を水文学から繙く

水は人間の生命、生活、そして生態系を支える不可欠な資源であり、その適切な評価と水循環の包括的理解は、持続可能な資源管理における最重要課題の一つです。とりわけ地下水は、目に見えない資源でありながら淡水賦存量の大部分を占め、その緩やかな流動特性から水循環において固有の役割を担っています。特に陸域と海域が接する沿岸域において、地下水は両者をつなぐ主要な経路として機能しており、その実態把握は水循環の全体像を解明する上で欠かせません。

私は、沿岸域における「海洋・地下水・地表水」の相互作用に着目し、それに伴う地下水流動および溶質輸送の物理メカニズムの解明に取り組んでいます。具体的には、数値解析や確率論的手法を軸に、高潮や気候変動といった環境攪乱に対する沿岸地下水系の応答特性を評価し、それが沿岸環境や水資源、人間社会に及ぼす影響を明らかにすることを目指しています。

職歴

2025 –
スイス・ヌーシャテル大学/ベルン大学 ポストドクトラル・フェロー
2025 –
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 客員共同研究員
2023 – 2025
日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2022 – 2023
スペイン国立研究評議会(CSIC)客員研究員
2020 – 2023
東京大学WINGS-PES 卓越リサーチ・アシスタント

学歴

2025
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻 博士課程修了
博士(環境学)
2022
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻 修士課程修了
2020
東京大学 農学部 環境資源科学課程 卒業
2016
渋谷教育学園幕張高等学校 卒業

研究テーマ

非線形・カオス的溶質輸送現象の新たな地平の探究

高潮が沿岸地下水系にもたらす影響の解明

洋上風力発電導入をめぐる公共政策の設計

Tajima et al. (2021) JSOP Yamaguchi et al. (2024) JSOP Yamaguchi et al. (2024) EIS Tajima et al. (2024) Marine Policy